検疫措置の詳細

入国時検査・入国後の待機期間

(2022年6月7日時点)入国前の滞在歴及び有効なワクチン接種証明書を所持しているか否かによって、入国時検査の要否や、入国後の待機期間、待機場所が異なります。
フィリピンから日本へ入国・帰国される場合、3回目のワクチン接種(※2)をされた方に限り、「空港での検査」および入国後の待機期間がなくなります。
※出国前検査(出国前72時間以内の陰性の検査証明書は、滞在していた国・地域に関わらず全員が提出必要)は必ず行ってください
※滞在国が複数ある場合、滞在国ごとに対応を確認してください。
異なる結果が出た場合、「施設待機」>「自宅等で待機」>「待機なし」の順に適用されます。
(例)滞在国が複数あり、結果が「施設待機」と「待機なし」の場合は、「施設待機」が適用されます。

滞在国ごとの確認は下記のURLから。
■厚生労働省・入国者健康確認センター
https://www.hco.mhlw.go.jp/

※1 出国前72時間以内の陰性の検査証明書は滞在していた国・地域に関わらず全員が提出必要です。
※2 ワクチン接種を「あり」とできるのは、日本政府が定めたワクチンを接種している場合に限ります。

 

日本政府が定めたワクチン(※2)

(1)1回目及び2回目に接種したワクチン

  • コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)
  • バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)
  • COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderna)筋注/モデルナ(Moderna)
  • Janssen COVID-19 Vaccine/ヤンセン(Janssen)
  • COVAXIN/バーラト・バイオテック(Bharat Biotech)
  • ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)
  • Janssen COVID-19 Vaccine/ヤンセン(Janssen)の場合は1回のみ接種をもって2回分相当とみなす。以下同じ。
  • 復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社製の「コミナティ」、インド血清研究所が製造する「コビシールド(Covishield)」及び「コボバックス(COVOVAX)」を含む。

(2)3回目に接種したワクチン

  • コミナティ(Comirnaty)筋注/ファイザー(Pfizer)
  • COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 Vaccine Moderna)筋注/モデルナ(Moderna)
  • ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)(令和4年4月25日から適用)
  • 復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社製の「コミナティ」及びインド血清研究所が製造する「コボバックス(COVOVAX)」を含む。

 

入国に必要な手続きと書類について(2022年6月7日時点)

手続き

1.ファストトラック(推奨
入国前にWEB上で検疫手続きを行うことができる「ファストトラック」を利用することで、入国時の手続きを簡略化できます。
成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港から入国される方が対象となります。
※技能実習生の母国出発1~3日前に、ファストトラックとVisit Japan Webを利用しているか確認をお願いします。
■ファストトラック(アプリ)
https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/

2.自宅等待機対象でファストトラック利用の事前手続きができなかった方
健康フォローアップのために入国者健康居所確認アプリ(MySOS)を利用できるスマートフォン等の所持が必要となります。
※検疫手続の際にスマートフォン等の所持を確認できない方は、検疫手続きの際にスマートフォンをレンタルしていただきます(有料)。

3.Visit Japan Web(推奨
税関申告や外国人入国記録の登録などが事前に行えます。
※技能実習生の母国出発1~3日前に、ファストトラックとVisit Japan Webを利用しているか確認をお願いします。
■Visit Japan Web(Webサービス)
https://www.digital.go.jp/policies/visit_japan_web/

 

書類

1.出国前検査証明書(全員必須
「出国前72時間以内に検体採取した検査の陰性結果の証明書」の提出が必要です。
有効な検体、検査方法等が記載された検査証明書のみ有効と取り扱いますので、要件をよくご確認ください。

2.ワクチン接種証明書
検疫措置(検査・待機期間)の緩和を希望される方はご用意ください(任意)。日本政府の定める有効なワクチンの種類を確認の上、検疫所に提出してください。

3.質問票(ファストトラックを利用できない方向け)(一部必須
ファストトラックが利用できない場合、質問票記入を事前に終わらせる必要があります。質問票WEBより回答し、QRコードを作成してください。QRコードはスクリーンショットで保存または印刷し、検疫時に提示をしてください。

4.誓約書(一部必須
検疫所が確保する宿泊施設または自宅等待機対象の方は、検疫所へ「誓約書」の提出が必要です。待機期間中における公共交通機関の不使用、自宅等での待機等について誓約いただくことになります。内容をよく理解した上で誓約書を検疫所へ提出してください。

 

海外から入国される方へ注意事項(必ずお読みください)

入国に当たっては、出国前72時間以内の検査後もマスクを着用する、手指消毒を徹底する、不特定多数との接触を避ける、3密(密閉・密集・密接)を避ける、といった感染防止策を徹底してください。
現在、日本の各空港では、入国者の増加により、到着した時間帯によっては到着空港において検疫等の手続に時間を要しています。特に中でも成田空港は夕方に到着する便が集中しており、さらに週末など搭乗者数が多い日は通常以上に時間がかかることから、検疫等の手続が公共交通機関の運行時間内に終了しないこともあります。フライト到着後の検疫手続の遅延等により、あらかじめ手配していた公共交通機関を利用出来なかった場合に発生する諸費用については入国者ご本人の負担となります。

検疫業務へのご理解をお願いするとともに、自宅等に移動するための公共交通機関(乗継ぎ便など)の予約は、フライト到着時刻の5時間後以降を目安に行っていただくことや、夕方以降に到着される方については空港近隣で一泊するなど、余裕を持った計画を心がけていただくようお願いします。

 

詳細は厚生労働省の「水際対策」ページよりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

 

 

感染状況により、各機関の対応状況も変化いたします。
最新の情報は、厚生労働省のホームページ
または在フィリピン日本国大使館ホームページなどからご確認くださいますようお願い申し上げます。